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モルモットの診療

 当医療センターではモルモットの診療を行っております。モルモットはビタミンC(アスコルビン酸)合成に必要な酵素を持たないため、体内でビタミンCの合成ができません。そのため、食餌からのビタミンC摂取が必要になります。飼育下でのモルモットは不正咬合やビタミンC欠乏症等の、飼育環境や食餌に起因する疾病が好発します。

代表的なモルモットの病気

○ビタミンC欠乏症(壊血病)

 体内でビタミンC(アスコルビン酸)の合成ができないモルモットは、ビタミンC摂取の不足により、容易にビタミンC欠乏症を発症します。特に成長中や妊娠中は平常時よりも多くのビタミンCを必要とします。骨の変形や不正咬合、出血傾向等の症状を起こし、治療にはビタミンCの投与を行います。適切な食事管理で防ぐことができます。

○不正咬合

 生涯歯が伸び続けるモルモットは、特に臼歯(奥歯)の過長が好発します。やわらかい食餌による歯の摩耗不足やビタミンC不足等、発生には食餌管理が大きく関与していると考えられています。伸びすぎた歯は歯科用器具やマイクロエンジンで適切な長さに整えますが、定期的な処置が必要になる症例が多いです。

○呼吸器疾患

 モルモットは細菌やウイルス、アレルギー、歯牙疾患等が原因となって呼吸器疾患を起こし、鼻水や目脂、気管支肺炎等の症状を呈します。早期の治療が重要で、抗生物質の投与のほか、症状や原因にあわせて支持療法を行います。

○皮膚疾患

 モルモットは細菌性皮膚炎や皮膚糸状菌症、ハジラミやヒゼンダニの外部寄生虫疾患等の感染性皮膚炎が多発します。治療には原因に合わせた内科的治療と衛生管理を行います。ビタミンC欠乏症に伴って起こる皮膚病変もあります。

モルモットの真菌症

脱毛部位に白いカサカサしたもの(真菌により毛が破壊されている形跡)が見られます。
細菌感染などが一緒に起こると痒みが出ることもあります。
飼育環境によるものが多く、特に免疫力がまだ十分でない若いモルモットに発生します。
栄養バランスの良い食事をとり、抗真菌薬(塗り薬、内服薬)で治療します。